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◆Jリーグ・スカパー!ニューイヤー・カップ鹿児島ラウンド第1日(8日・鹿児島県立サッカー・ラグビー場ほか)
U―22日本代表の手倉森誠監督(47)が8日、鹿児島市内でニューイヤーカップ・清水―磐田戦を視察し「(自分だけの)武器を磨け」と同代表候補選手に要求した。リオ五輪のアジア1次予選(3月・マレーシア)突破だけでなく、新監督が就任するフル代表への抜てきを見据えて選手としての特長を強調する必要性を説いた。
手倉森監督はこの日、5日間の宮崎、鹿児島でのキャンプ巡りを終えた。「良くなっている選手がいる。この年代(22歳以下)は変わっていけると実感した」。東南アジアの酷暑と劣悪なピッチでの戦いが待つ1次予選に向け、新戦力の発掘は必要。ドリブル突破やボール奪取など一芸に秀でた選手なら、起用法が明確になる。チームは選択肢が増え、個人でも代表定着の足がかりになる。
今月2日、日本協会の育成年代担当者と約7時間も議論を重ねた。「狭いスペースを動き続けられる選手が必要。動いて対戦相手の組織を崩すアタッカーを俺が預かる年代までにつくらないといけない」。決定力不足に泣き8強止まりだったアジア杯の反省から強化プランを練り上げていた。
6月に始まるロシアW杯アジア予選にも目を向けた。「大抜てきされる選手がいればいい」。リオ五輪世代からフル代表への昇格も見越して1か月後の予選本番に臨む。(網野 大一郎)
SAMURAI BLUE