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合流し、フリー打撃を行うセペダ
巨人のフレデリク・セペダ外野手(34)が20日、那覇キャンプに合流した。同じ外野の大田が紅白戦を含めて、実戦5試合すべてに4番で出場。全試合で安打と打点をマークするなど成長著しいが、キューバの至宝は無関心を貫いた。
それまで穏やかだったセペダの表情が、一変した。練習後、報道陣から大田についての質問が出た時だった。「同じポジションにライバルがいることは当たり前。オオタが特別どうこうということではない」。そう言い残して、球場を後にした。4番候補にも挙げられる大田も、眼中にはない。長らくキューバ代表の4番を務めた男のプライドをのぞかせた。
言葉の裏には確かな自信があった。「長い野球人生の中でも、これだけ1年間、野球を続けたのは初めて。100%の準備はできている」。昨季終了後、キューバの国内リーグに参加。年明けにはキューバ代表として、カリブ海諸国のNo.1を決めるカリビアン・シリーズに出場。17打数8安打7打点でチーム55年ぶりの優勝に貢献、大会MVPに輝いた。来日から一夜明けたこの日は、室内でのフリー打撃で91スイングのうち安打性71本と、快音を響かせた。
原監督は、助っ人の初実戦について「明日、あさっては出す予定はない」と説明。早ければ、24日の韓国・SKとの練習試合(那覇)で、来日2年目のシーズンが幕を開ける。(中村 大悟)