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J1横浜Mは7日、DF北谷が右膝外側側副靱帯損傷で全治2カ月の見込みと発表した。5日の練習で負傷し、6日に検査を受けた。(共同)
プロ野球の春季キャンプを独自の感性で斬る、植村徹也代表補佐兼特別記者の「鬼目線」。第2回目は、阪神・宜野座キャンプで聞こえてきたトーマス・オマリー打撃コーチ補佐(54)の嘆き(!?)。若手選手たちが伸び悩む原因は「日本の教育に問題がある」というのだ。欠点や課題を克服するための工夫が決定的に足りない家庭や学校教育の傾向とは…。日本人には少々、耳の痛い話かもしれない。
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あくまでも視界に飛び込んでくる光景だが…。ブルペンでの投球練習は例年通り。若手から主力投手まで、決められた順番通りに投球練習を行う。違うのは球数だけ。結果を出せていない投手たちも“いつも通り”の練習を消化し続ける。
「日本の教育に問題があるんだ」
オマリー打撃コーチ補佐は虎の若手たちを見て、そう嘆いたそうだ。制球力がない、変化球が曲がらない、直球のキレがない…。課題に取り組むなら、それぞれの選手で独自な練習方法を考えるべき。それは若手野手も同じことだ。同打撃コーチ補佐によると、米国では選手が課題克服のために練習メニューを自ら考え、独自に取り組むのが当たり前という。
長く阪神に在籍しているが、若手たちはチームから与えられたメニューを淡々(?)とこなし、欠点矯正への工夫や姿勢があまり見られない。根本的な問題は「日本の教育にある」と指摘した。
「日本は小学校から学校や先生が子供たちに課題を与え続ける。一方的な押しつけ教育が主流のように感じる。家庭でも親が『あれはダメ、これはダメ』としつけ過ぎて、大人になった頃には、自分で課題を見つけられず、常に与えてもらいたい、冒険心のない人間になるのでは…」
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オマリー打撃コーチ補佐の指摘に、球団幹部たちはうなったそうだ。長時間の厳しい練習を行っても、選手たちは“やらされ感”がいっぱいで練習内容も考えず、ノルマをひたすら消化することばかりを考える。今の練習の姿勢を見る限り、昨年までダメだった選手が変貌する可能性は低いだろう。
「メジャーでは次から次に選手が出てくる。だから、ダメな選手はすぐに解雇。でも、日本はプロレベルの選手は少ないから、球団も粘り強く開花を待つんだが…」
球団幹部は顔をしかめた。「日本の教育」の問題なら、阪神以外の球団でも同じ現象? 虎の若手選手たちよ、オマリーさんをギャフンと言わせる「日本男児の意地」を見せてちょうだいな!
阪神の高野栄一球団本部長(51)は6日、ドミニカ共和国でパスポートの盗難に遭って来日が遅れていたマウロ・ゴメス内野手(30)が7日に来日し、沖縄入りすると発表した。8日から宜野座キャンプに参加する。不動の4番として期待するG砲の合流を待ちわびていた和田豊監督(52)も、ようやく胸をなで下ろした。
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キャンプインから1週間。ようやく虎の4番が登場だ。ゴメスは「こちら(沖縄)にきて、できるだけ早くがんばれるようにしたい」と関係者を通じてメッセージを寄せた。
母国・ドミニカ共和国を6日、飛行機で飛び立った。7日夜に沖縄へ到着する予定だ。宜野座キャンプを視察中の高野球団本部長は「早く元気な顔を見せてほしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
アクシデントは、1月26日朝(現地時間)に起きた。同日夜には日本に向けて出発予定だったが、自宅駐車場で車上荒らしに遭い、パスポートの入ったバッグを盗まれた。28日に来日するはずだったが、延期。球団は担当者を派遣し、パスポートを再取得。4日に来日予定だったが…。ビザの発行が当初の見込みよりも遅れ、再び延期となっていた。
球団は、ゴメスが球場で練習をしている姿の画像を入手し、調整遅れはない-と判断。和田監督は「自分の目で見ないと。情報はもらっているけど、実際どこまで動けるかは、来てみないとわからない」と慎重な口ぶりながらも笑顔だ。
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1年目の昨季も、夫人の出産のためキャンプ合流は2月11日にずれこんだ。それでも、シーズンでは大暴れ。開幕から4番に座り、打率・283、26本塁打、109打点で、いきなり打点王に輝いた。
「1、2日、時差ぼけもあるんだろうけど、慣らしながら」と指揮官。この日は、福留が67発のサク越えで虎ファンを喜ばせたが、今オフは大型補強はなし。マートンも右太もも裏を痛め、別メニュー調整中。盛り上がりに欠ける宜野座だが、G砲の合流で活気づく。 (三木建次)
ゴメスの来日延期経過
★1月26日 母国・ドミニカ共和国で車上荒らしに遭い、パスポートの入ったバッグを盗まれたことが分かった
★同30日 高野球団本部長が、球団の渉外担当者を緊急派遣することを明かした
★同31日 高野球団本部長が、ゴメスが盗難されたパスポートを再取得したことを発表。「2月4日に来日し、6日くらいに合流できたらと考えています」と話した
★2月2日 高野球団本部長が、ドミニカ共和国に派遣した担当者がゴメスに会ったことを明かした
★同3日 高野球団本部長が「担当者から連絡があり、ビザの発行が見込んでいたよりも遅れている」と話し、合流延期となった
キャンプ日程へ
昼すぎ、運動部長畑恵一郎が「コレ、いただきものだ。みんなで…」と『堂島ロール』をCD(当番)席の牧慈(あつし)に渡した。「これがベラボウにおいしかったんです」とムーミンパパは甘い物に目がない。
その頃、宜野座では特打が終わった福留選手をキャップ阿部祐亮が囲んで、フッと「福留さんの口元から甘い香りがした…」という電話である。
断っておくが、福留選手はソノ趣味はない。「もちろんボクだって。ただチョコレートの香りがしたような…気がしたんです」とソチラ系の趣味はない阿部が言う。
特打でじつに素晴らしい“反応”を見せたことについては1面でどうぞたっぷりと…。さてチョコレートの香りが漂ったというのは、阿部のヤツ、福留さんにグイグイと接近しすぎて、そういう繊細な部分にも気を使っている福留選手だから甘い香りがしたのだろう。堂島ロールの香りではなかったらしい。あくまでチョコレート…そういやあ、そろそろバレンタインだなぁ…男が汗をしたたらせて“猛打”を披露して口元には甘い香り…この対比もイカスじゃないか…。
ひょっとしてあの江夏豊さんはペパーミントの香りでも…と思いつつ白石大地に電話した。ミントの香りはないが、江夏さんは「オレが若い頃は村山さんはほとんど(球の)握りを隠してはった。プロとはそういうシビアなもんや。今はみんな気軽に教えたりしてるもんなぁ…」とシミジミと話していた。
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白石は「江夏さんのコーチが1日延長されるそうです。ぼくが見ても阪神の投手陣は江夏さんの言われた『1球1球に集中して投げろ』というのが浸透してきて、ただ漫然と投げることはなくなってきている気がしますョ。あきらかに“江夏イズム”は浸透している」と声をはずませた。
さて、宜野座キャンプ第2クール初日。南信男球団社長が何気なく「おい、越後屋はもう来んのか?」とおっしゃる。越後屋とは言わずと知れた植村徹也特別記者。
ウワサをすればなんとやら…現れました。呼ぶよりそしれ…とはよくいったもので、宜野座ドームの横の通路付近で南社長が「どこにいっとんたん?」(もちろん仕事です、シゴト…)。
と、そこに今度は中村勝広GMが現れ、握手を交わした。越後屋はGMに「太ったんとちがいますか?」と言ったら中村サンは「ストレス太りダヨ」と言ってスタスタと立ち去った。そりゃそうだろう。阪神の補強ゼロという現状を特別記者植村徹也は紙面で痛烈に指摘してきた。言うならば中村さんはストレスのウイルスに「太りましたん?」と言われたようなもので、思わず“あんたが原因だョ”という思いをこめたのデス。
ところがストレス・ウイルスもツルンとした顔でそばにいた南球団社長に「社長ッ、中村GMはホンマにストレス太りですか?」とシャラッと聞くからすごいヮ。すると社長は思わず「そりゃ(GMは)ストレスが溜まっとるやろ…」
これだから宜野座はグラウンドより通路が面白い?
阪神春季キャンプ(6日、宜野座)阪神・江夏豊臨時投手コーチ(66)が7日までの予定だった指導期間を8日まで延長することが6日、決まった。レジェンド左腕は今キャンプでまだ1度もマウンドに上がっていない呉昇桓投手(32)のブルペン入りを熱望。
江夏氏がブルペン入りを期待している呉昇桓だが、この日はバットのほうで存在感を見せた。メーングラウンドで行われたフリー打撃で55スイングし、サク越え2発を放った。「(今年)初めてバットを握った。準備というより、与えられた場所でしっかりやりたい」。昨年9月21日の中日戦(甲子園)ではプロ初打席で二塁内野安打をマーク。打撃投手を務めた山口投手コーチは「打撃センスがある。打席に立つ機会はあると思う」と期待を込めた。
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