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◆オープン戦 巨人―楽天(22日・那覇)
巨人の新外国人、アーロン・ポレダ投手(28)=レンジャーズ=が22日、初の対外試合で自慢の速球を披露した。楽天とのオープン戦(那覇)に4回から2番手で登板して3回3安打1失点。身長198センチの大型左腕は、最速150キロを計測。守備、セットポジションで課題を露呈したが、上々のデビューとなった。
マウンドに上がった直後、島内の一塁線へのゴロを一塁手・中井が処理したが、ポレダのベースカバーが遅れて内野安打となった。ウィーラーの打席の2球目で島内に二盗を許すも、4球目の前に三盗を狙ってスタートを切った島内を、二塁けん制から挟んでアウトにした。
5回2死二塁では、セットポジションが止まっていなかったとしてボークをとられ、直後の福田の遊撃内野安打で失点。「日本ではセットポジションでしっかり止まってから投げるのが常識。次はしっかり準備して臨みたい」。自己最速158キロを誇る剛腕は、実戦で課題を見つけて何度もうなずいていた。
2番手で登板した大竹は、3回を2失点(手前は片岡)
◆練習試合 SK7―13巨人(24日・那覇)
巨人・大竹寛投手(31)の顔色がさえなかった。SK戦に2番手で登板したが、3回6安打2失点。「内容的によくなかった」と、首をひねった。
先発の内海同様に今季初の対外試合だったが、課題が残った。4回にマウンドに上がると、相手の3、4番にいきなり連続長短打を浴び、わずか3球で1失点。続く5回も4安打を浴びて追加点を許した。「最初は直球中心にいったが、シュートも含めことごとく打ち返された。打たれにくいフォーム(の完成度)や、球質を上げていかないといけない」と、反省しきりだった。
3イニング目は、カーブやチェンジアップなども交え、3者凡退に抑えた。「緩急を使い、丁寧に低めを突くこと。これを突き詰めて、大事に投げていかないと」。菅野、内海、杉内らに並び、先発ローテの一角を期待される右腕。自分のスタイルを再確認し、次回に生かす。
先発した菅野
◆オープン戦 巨人―広島(21日・那覇)
【広島スタメン】
1(右)野間、2(二)菊池、3(中)丸、4(左)グスマン、5(一)新井、6(遊)田中、7(三)堂林、8(捕)会沢、9(指)小窪、(投)福井
【巨人スタメン】
1(遊)坂本、2(左)松本哲、3(右)橋本、4(中)大田、5(一)堂上、6(三)中井、7(指)金城、8(二)片岡、9(捕)小林、(投)菅野
【試合経過】
◇3回(両軍1)
【広】堂林三ゴロ、会沢左越1号本塁打、小窪中前安打、野間三振、菊池右飛
【巨】(二塁安部)橋本三振、大田一ゴロ、堂上二塁内野安打、中井の右前安打で堂上一挙三進、金城の右前安打で堂上生還、中井一挙三進狙うも三塁タッチアウト
◇2回(広0、巨2)
【広】グスマン三振、新井一邪飛、田中右飛
【巨】中井三振、金城四球、片岡のとき暴投で金城二進、片岡の打球を二塁菊池がはじき、その打球が中堅の後ろまで転がり片岡一挙三進(記録は三塁打)、片岡の三塁打で金城生還、小林三ゴロ、坂本の右前安打で片岡生還、松本哲投ゴロ
◇1回(両軍0)
【広】野間四球、菊池左飛、丸のとき野間二盗失敗、丸二ゴロ
【巨】坂本三振、松本哲左前安打、橋本の二ゴロで松本哲二封、大田の中前安打で橋本一挙三進、堂上左邪飛
合流し、フリー打撃を行うセペダ
巨人のフレデリク・セペダ外野手(34)が20日、那覇キャンプに合流した。同じ外野の大田が紅白戦を含めて、実戦5試合すべてに4番で出場。全試合で安打と打点をマークするなど成長著しいが、キューバの至宝は無関心を貫いた。
それまで穏やかだったセペダの表情が、一変した。練習後、報道陣から大田についての質問が出た時だった。「同じポジションにライバルがいることは当たり前。オオタが特別どうこうということではない」。そう言い残して、球場を後にした。4番候補にも挙げられる大田も、眼中にはない。長らくキューバ代表の4番を務めた男のプライドをのぞかせた。
言葉の裏には確かな自信があった。「長い野球人生の中でも、これだけ1年間、野球を続けたのは初めて。100%の準備はできている」。昨季終了後、キューバの国内リーグに参加。年明けにはキューバ代表として、カリブ海諸国のNo.1を決めるカリビアン・シリーズに出場。17打数8安打7打点でチーム55年ぶりの優勝に貢献、大会MVPに輝いた。来日から一夜明けたこの日は、室内でのフリー打撃で91スイングのうち安打性71本と、快音を響かせた。
原監督は、助っ人の初実戦について「明日、あさっては出す予定はない」と説明。早ければ、24日の韓国・SKとの練習試合(那覇)で、来日2年目のシーズンが幕を開ける。(中村 大悟)
楽天春季2次キャンプ(14日、金城)2年目右腕の横山が、チーム初の対外試合となる15日の韓国サムスンとの練習試合(金武)に先発する。3回の予定で、「とにかく結果を出したい。イメージに残るような投球をしたい」。この日はブルペンで43球。4年連続で韓国王者に輝いた強力打線を封じ、開幕ローテーション入りへアピールする。
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